2011年10月16日

『スコーレNO.4』宮下奈都

スコーレno.4
■あらすじ
骨董店の三姉妹の長女・麻子がひとりの女性への道のり(中学・高校・大学・社会人)を描く長編小説。

■感想
すごくよかった。
10代から20代前半の女子向けの作品かな。
このあまりかっこよくない装丁を、おしゃれに変えれば、もっと売れそうな作品。

日常の描写が美しい。花の名前など自然に素敵な雰囲気が散りばめられている。
・「クリスマス・プディングは冬の約束みたいなものなんだよ」by いとこの槇
 “冬の約束”っていいなぁ。
・祖母が子供にお手伝いさえるときに、
 「手伝いをしているのは私たちのほうなのよ。あなたたちがいつか自分で暮らしていけるように
  今はまだ小さいあなたたちのために私たちが手伝っているの。」というのが、いいな。

女姉妹は楽しそうだけど、一つ下の妹がものすごくかわいいというのは、とても大変だろうなぁ。

最後は麻子と槇が結ばれるのか?とか、
七葉(なのは・妹)と槇が実は兄弟なのではないか?とか
いろいろ深読みしたけど、そんなんことはなかった・・・。

良い靴が履きたくなる
この作者の他の本も読みたくなった。

■使いたい言葉
雨戸の開け閉て(あけたて)


posted by maricobabylon at 15:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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